以前から、興味のあった「製茶」を体験できるイベントが開催されると聞き、
高知県は仁淀川町まで行ってきました!
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私もそうですが、一般的に「お茶」がどのようにできるのか、
ちゃんと知っているヒトは少ないと思うので、
余すところなく!しつこいほど!の写真でお伝えいたしますっ
最終的に完成したカタチだけでは、本当の価値は伝わらないし理解してもらえないと思います。
それはお茶だけでなく、ほかの食べものでも服でもクルマでもそう。
でも特に、重さが軽いものって、価値も軽くみられがちな気がします。
お茶がどのような過程で作られているのか、少しでも目で見ていただくだけでも、
「安くていい」「もったいないからちょっとずつ使う」という意識は変わるのではないか、と思い、
今日のブログを書きます。
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会場は、すでに閉校となってしまっている「別枝中学校」跡地。

見渡す限り、鮮やかな緑の木々、
眼下には仁淀川の支流を、臨むことができる場所にあります。
(秋には紅葉狩りツアー的なイベントもされるそうです。)

主催者は「
秋葉まつりの里を元気にする会 えんこ巌」のみなさん。

今回のイベントは、メンバー以外のビジターさんはこの日のみで、
メンバーさんは、前日にも茶摘み、釜炒り、乾燥(天日干し)までされていました。
まずは、前日に乾燥させきれなかった茶葉を、再度乾かすために広げます。

なるべく重ならないように、散らばらせます。

この日は前日にくらべお日さまは弱かったけども、風がなかったので「よかった」そうです。
前日はお日さまは強いものの、風も強く、
下に敷いている布ごと吹っ飛んでいくのを防ぐのが大変だったそうです。

前日分を乾燥させているあいだに、茶摘みをするために茶畑へ移動しました。

なんてみずみずしく、きれいな緑色!
こんなにきれいな畑ですが、もともとは地主さんが育てきらんようになり、
下の写真のように伸び放題だったのを、メンバーのみなさんでここまで手入れされたそうです。

下から見上げましたが、すでにかなりの背丈に感じたのですが、
まだまだこれからさらに伸びていくのだそうです。
さて、道路から畑に降り、いよいよ茶摘みです!

しばらくいいお天気だったので、足場も悪くなく、
完全無農薬の畑ならではのコンチューたちと幾度となく遭遇しました。

一芯三葉 = 一本の枝について、芯とその下の3枚の葉を摘み取ります。

茶摘みは初めての体験だったので、最初は真上に引っ張ってなかなか摘み取れず、
まわりの先輩がたが「ちょっとひねるようにすると簡単に折れるよ」とご指導くださいました。
手摘みのあとは、機械の出動です。

写真で見える若葉色の部分が若い部分で、その下には茶色い古い枝があります。
その境目をうまく見極め、フタリで息を合わせて刈り取っていきます。

前の機械部分でフタリ、後ろの袋もヒトリまたはフタリ。
手摘みに比べると作業効率ははるかに上がりますが、それでも少なくない人員数です。

刈り取ったあとです。
このあと、また若い芽が伸びてきますが、
あまり刈り取りすぎると木が弱るので、何度も何度も収穫ができるわけではありません。

刈り取った茶葉をまとめて、会場へ戻ります。
(本来は、茶工場へ持って行きます。)

収穫量を計量します。

そのあと、摘み取った茶葉から、古かったり痛んだ部分・茎などを取り除いていきます。
(茶葉についてきてしまったクモやコオロギの子どもも逃がしました。)
茶葉は、摘み取ったあとも呼吸を続けており、
ときどき山をひっくり返したりトンネルを作ったりして、蒸れを防ぎます。
蒸れると茶葉が茶色く「焼ける」のです。

そして、選別し終えた茶葉を、ようやく釜で炒ります。

手を休めると焦げてしまうので、ひたすらかきまぜ炒り続けます。
かなりの重労働です。

ある程度炒り続けると、ぴんとしていた茶葉がしおしおになるので、
そうなると火から下ろします。

火から下ろしたら、すぐに揉みます。
今回、手揉みも体験させていただきました!
(本当は、ブルーシートではなくムシロとかの上で行います。)
これがまた難しいっ・・
全体重をかければいいってものでもなく、
かといって手だけでは力が足りず一向に終わらない。
市場に出回っている手揉み茶で、茶葉1本1本が針のようになっているものがあり、
正直お値段もケッコウするのですが、1回やればその理由は絶対に理解できます!

実際は、このような機械で揉みます。

揉み終えた茶葉を広げて乾燥させます。

右が前日分、左が当日分。
右のほうが少し茶色がかり、左はまだ少し緑色っぽいです。

作業の途中、お昼にはこんなに豪華な地元料理をごちそうになりました!
山菜ゴハン、ワラビ、イタドリ、高菜、てんぷらなどなど・・
イタドリは初めていただいたのですが、歯ごたえがよくおいしい。
高知県ではよく食べられるのだけれども、愛媛県ではあまり知られていないようです。
お茶はもちろん、釜炒り茶☆
すっきりとしていて何杯でも飲めます。

また、メンバーのみなさんが守っていらっしゃる「秋葉神社」にもご案内いただきました。
こちらの神様は火の神様だそうです。
2月に開催される「秋葉祭り」は土佐3大祭りのヒトツで、
毎年大勢の観光客のかたが来られる、とのこと。
境内には広場があり、そこで舞などが披露されるのですが、
観客は階段状になった客席からステージを見下ろすカタチで観覧できます。

お昼ゴハンのあとには、高山植物を見に連れて行っていただきました。
ナビをしてくださったのがプロのかたで、珍しい植物を見つけてはご教授くださいました。
今はヤマシャクヤクが見ごろを迎えているそうで、
駐車場とおなじくらいの標高ではきれいに咲いていましたが、
少し上がるとまだまだつぼみで、来週末くらいまではチャンスがあるかも!

山から戻ると、こんなに大きなおみやげを持たせてくださいました。
昨日の分と、これとは別で自分が手揉みした分。

メンバーのみなさん、本当にお世話になりました。
イベントに参加できてよかったです。
来年は、一緒に行けるヒトを募集してみようかな、と思います。
マイナスイオンたっぷりで、ほぼ疲れないのでオススメです。
私自身、このようなイベントにもできるだけ参加して、
自分のことばでお茶について上手に説明ができるよう成長していきたいと思います。
つたない文章にお付き合いくださり、ありがとうございました!
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【(5月16日)追記】
茶師十段(日本にたった8人しかいない!)の
大山さまより、ご教授いただきました!
今回、体験させていただいた釜炒り茶は「釜炒り日干茶(天日干し釜炒り茶)」。
仁淀川町以外では、奈良県吉野郡の山間地や和歌山県熊野地域でも、
主に自家用に生産されているのだそうです。
使用されている釜や揉捻機も含め、貴重な民俗資料と言えるとのことで、
ぜひ後世に引き継がれて欲しいです。
大山さま、貴重なご指導をありがとうございました!!
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