日本茶インストラクター、ひよっこ日記。

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茶摘み+茶揉み体験@西条市千町。

新茶の季節です。



どこか、お茶摘みをさせてもらえる場所はないかなー、と
ネット検索で見つけた「いよココロザシ大学」の
千町の棚田で茶摘み&茶揉み体験!<加茂蕎麦くらぶ×いよココロザシ大学>」。

お恥ずかしながら、キャンパスとなる「千町(せんじょう)」を知りませんでしたが、
知るヒトぞ知る的にも有名な棚田があり、歴史ある地でした。

ここは、すでに「日本の棚田百選」が選ばれたあと、
棚田を研究されている先生がこの地を訪れ、
「もっと早くこの棚田を知っていれば・・」とおっしゃったそうです。
それほど、美しく壮大な棚田でした。

朝9じ30くらいから、さっそく授業、スタート!です。

まずは、オリエンテーション。
先生は、西条加茂蕎麦くらぶのみなさん。



次に、お茶の摘みかたを教わります。



その後、数名ずつのグループに分かれ、実際に摘んでいきます。



もともと、茶畑として栽培している場所ではないので、
その辺にぽこぽこと生えているお茶の木から新芽を摘みます。



棚田の横道にもぽこぽこと生えていました。



棚田と横道のカンケイ。



私は、歩きまわって、なるべく日当たりのいい場所の木を選びました。



フル装備で参加したところ、
ほかの参加者のみなさんと温度差があったようです。。。



蒸す準備。



蒸し器の下のお湯が沸いたら、摘んだ茶葉を投入し、



蒸し炒め?ていきます。



しおん、となったらば、



体重をかけて揉んでいきます。



ある程度揉めたら、軽くきゅっとしぼってから、
散らばらせて天日干しにします。



各自、手塩にかけて乾かしていきますっ。



作業しているあいだに、ごちそうをご用意くださっていました!
羽釜で炊いたごはんやたけのこといかの煮物など、、
すべてがサイコーにおいしかったです☆☆☆(ごちそうさまでしたっ)



前日、西条加茂蕎麦くらぶのみなさんが作ったお茶をいただきました。
苦渋味はほとんどなく、さっぱりとした味。
このあたりは石鎚山系の湧水に恵まれている場所だと思うのですが、
育った水のためか、淹れたときの水なのか、おいしかったです。



ゴハンのあと、もう一度揉んで、さらに乾燥させます。



この日、ややお日さまが薄雲に隠れていていたので、
ちゃんと乾ききるのは難しかったので、それぞれ持って帰ってから、
翌日も天日干すか、フライパンなどで炒って仕上げることになりました。

製茶工場で作る方法とはまたちがっていて、
地元で言い伝えられた製茶方法でしたが、
こういった継承されるべき文化が残っていることにも感動しました。

また来年も参加できたらいいなあ、と思いました。

以下、追記・・ですが、、、
お茶づくりは午前の部で、午後は棚田の散策イベントがありました。

「千町棚田」については、西条加茂蕎麦くらぶさんのサイトに
勝手にリンクさせていただきます・・ → 「千町棚田の紹介

午前に作業をした場所からクルマで5分もかからず上ると、
下からは見えなかった棚田が目の前にぱーっと広がりました。
作業中、実は「棚田いうてもこれだけかー」なんて思っていたので、
かなりびっくりしました。

しかも、棚田の途中にぽつりぽつりと民家があります。



上から見下ろすと、これからの季節に備えて準備を始めている畑と、
耕作放棄されている畑が見えました。



この地にお住まいの、御年81歳になるおじいちゃんが、
千町の歴史から石垣について、現状について・・さまざまなことをご説明くださいました。

写真の石垣は、上の段が開拓されたころに積まれたもので、
下の段はそのあと補修というかたちで積まれたものだそうです。
崩れるのはやはり下の段で、先人の知恵の偉大さを見知ることができます。



水路の部分の石の積みかたも、計算されているのがよく分かります。



お米や柿やびわなど・・じかんをかけて育てても、
収穫時期になると、野生の猿やイノシシに食べられてしまうので、
写真のように囲いをするのだけれども、
それができない高齢者のかたがたは、作物を育てることをやめてしまうそうです。
今年から、何軒かのかたは、田植えもしないようです。



散策の途中に、イノシシ(推定体重120キロ!)の足跡も見ることができました。

おなじく途中には、いたるところにお茶の木がぽこぽこと生えており、
参加者の一部のかたは摘みながら歩いていらっしゃいました。



「高智神社」に到着。

狛犬さん横の石には「高知神社」とありましたが、
明治4年以降、神社庁へ「高智神社」と登録されたため、
今現在は「高智神社」と呼ばれているそうです。



鳥居をくぐると気温が少し下がった気がしました。

地元のかたがとても大切にされている気持ちは、
立派な本殿、きれいに掃除された境内からも、伝わってきます。



せっかくなので、少し離れたもうヒトツの神社、
「近江神社」まで足を伸ばすことになりました。

こちらの神社の本殿までの石段は、棚田のつくりと似ていました。



ナビゲーターさんは、貴重な生ける歴史書☆
今回、たくさんのヒトがこの地を訪れたことを喜んでくださっているようでした。

実は、ひっそりと心配していた参加人数も、想像をはるかにうわまわる大所帯で、
みなさんの参加理由を聞くことはできなかったのですが、
地元だから、であれ、親子イベント、であれ、
棚田を見てみたかったから、であれ、
お茶摘みのため、であれ、うれしく思いました。



また、西条加茂蕎麦くらぶさんでは、
楽しそうなイベントを企画されていらっしゃいますし、
個人的に自転車やハイキングを楽しんだかたのブログも見つけることができました。

国道11号線から遠くない場所なので、もっとたくさんのかたに、
この棚田を見てほしいなあ、と思いました。



最後に・・棚田やけん日当たりはええし、水なんて最高級やし、
耕作放棄されて長いようなので土もきれいやろうし、、、
茶畑にすればええのになあ・・・!!なんて、無責任ヒトリゴト。

ぅひひ。

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コメント


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西条市に住まいながらこんなに詳しく観察された記録は見たことがありませんでした。029さんが一生懸命に石根公民館で、東予園芸でお手伝いをしている姿を遠目で拝見しました。こんなに詳しく観察されていてとてもよく勉強になりました。どうぞ今後とも石鎚黒茶をお願いいたします。

岡崎 正樹 | URL | 2013-09-19(Thu)15:18 [編集]


>> 岡崎さま。
とてもうれしいコメントをありがとうございます!
千町のことは、私もまったく知りませんでした。
こんなに素晴らしい場所が、西条市にはあるのですね。
黒茶づくりも、勉強させていただきながら、
少しでもお手伝いになってるといいな、と思っております。
もしかして…私、カメラは苦手だ、と失礼なことを
申し上げたことがありますでしょうか…(>_<)
またお会いできましたら、ぜひご挨拶させてください。

オニク。 | URL | 2013-09-19(Thu)18:51 [編集]


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