日本茶インストラクター、ひよっこ日記。

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茶産地ツアー (1日目) : 阿波晩茶

ある日、トウキョウのお茶ともから「四国へ行く」と、連絡がありました。

聞けば、お茶料理研究会さん主催の「茶産地ツアー」で、
四国のお茶産地を訪れる、という内容で、
カノジョは単身、夜行バスでこっちに来るって、、
そんなん地元民が参加せんでどうするん!・・というわけで、参加させていただきました。

緑茶やウーロン茶、紅茶など、茶葉の酵素の酸化が大きく関係するお茶とちがい、
微生物のチカラを借りて茶葉を発酵させてつくる「後発酵(こうはっこう)茶」は、
現在の日本においては、
富山県・徳島県・高知県・愛媛県の4か所でしか作られていないそうです。

今回、参加させていただくツアーは、そのうち2か所で体験・見学させていただけました。

初日は、徳島県の阿波晩茶。

阿波晩茶は、おもに那賀郡那賀町(旧相生町)と徳島県勝浦郡上勝町で作られており、
前者は「相生晩茶」、後者は「勝浦晩茶」および「神田(じでん)茶」と呼ばれています。

オジャマしたのは、上勝町の農家民宿「里がえり」さんで、
ご指導くださったのは「市宇棚田保全よろず会」のみなさん。



後発酵茶は、夏の暑い季節に作ります。
新茶の季節とちがって、硬い葉です。



摘む、というより、しごき取った茶葉です。



これを、茹でます。



こんな感じ。



ふたをして。



少し茶葉の緑色が変わったら、お湯から引き上げます。



お湯をきったら・・



木製舟形の揉捻機に移します。



上の重し?を100回往復させて、茶葉を揉みます。
モーターがついていて、チカラはそんなに必要ないのですが、
茶葉がかたよらないよう、うまく「漕ぐ」のが難しい!



ちなみに、この揉捻機は手づくりなのだそうです。
足元には移動させるための小さなタイヤがあったり、精巧さに感心するばかりでした。



揉み手部分は大きなぎざぎざ状になっています。



受け皿部分はむしろのような、、目の大きな畳のような。。



揉捻し終わったら茶葉は、桶に移します。



それを、杵でついて空気を抜いていきます。



その後、芭蕉の葉で蓋をします。



木蓋をし・・



大きな石の重しを乗せます。

このとき、大きな石のあいだに小さな石を挟むなどして、
桶の中の茶葉に均等に荷重されるよう、バランスを取らせます。



最後に茹で汁をかけて、好気発酵の準備完了!



これは、前日に作業したもの。
おうどんの七味のような存在感で浮いているものが酵母菌です。
しっかり発酵している証拠ですね。



よろず会のみなさん、ありがとうございました!



去年からお手伝いさせていただいている、天狗黒茶とは製法も味もちがっていました。
発酵方法がちがうので、味がちがうのは当然なのですが、
表現するとしたら、正直なところ、後発酵茶デビューしやすいのはこちらかな?と思いました。

同日のヨル、いろどり晩茶生産組合さん主催で、
お茶大学校長であり、お茶の権威、大森正司先生による後援会が開催されました。



テーマは「今、解き明かされる 阿波番茶の力(ちから)」。

こんなにたくさんのかたがたが聴講されました。
講演後にはレベルの高い内容の質疑応答が行われ、
なるほどー、、、と感心しきりでした。



さらに、講演会後には阿波晩茶を楽しむ交流会がありました。

さすが「葉っぱビジネス」のまち。
テーブルコーディネートにも目を奪われます。



上勝町の特産物をふんだんに使ったお料理をはじめ、晩茶を使った茶粥、クッキー、、、



左は「晩茶ゼリー」で、後味に晩茶の風味があり、
右は「生晩茶ゼリー」で、若々しい少しつんととがった味を楽しめました。



ほかに、晩茶を使った焼酎もありました。



こちらは、いろどり晩茶生産組合さんオリジナルの、晩茶のペットボトル「いろどり晩茶」。

調子に乗ってめっさ飲んでたら、、、ぅぅぅ。。。



翌日は、早朝6じにロビー集合でーす。

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