日本茶インストラクター、ひよっこ日記。

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脇製茶さま、再訪問。

茶農家さんにとって、1年で最も忙しい時期。

四国中央市新宮町の脇製茶場さまで、
新茶づくりの様子を見学させていただきました。

朝8時過ぎにはすでに作業が始まっていました。
お茶摘みさんは、愛媛県だけでなく、徳島県からもいらしていました。
県境が近い新宮町ならでは、です。



摘まれたお茶の葉は、畑の横に集められ、
枝や古い葉など、不要な部位が取り除かれます。



お茶摘みさんによって、丁寧に摘まれるのですが、
あまりにも早いスピードなので、たまに古い枝もついてきます。
「うどもげ」と呼ばれるこういった部位が入ると、味が劣るのだそうです。



広い畑を見渡すと、畝の山を境に色が変わっている部分があります。



これは、霜により変色してしまったためだそうです。
新芽は赤ちゃんなので、デリケートなのです。



不要なものを選り分けたら、工場へと運びます。



工場へ到着した茶葉は、
中二階ほどの高さにあるコンテナへ移されます。



コンテナから、階下の蒸し機へとつながる
ベルトコンベアに乗せられます。



続々と、蒸し機へと運ばれます。



これが、蒸し機です。
奥のスタッフさんと比較していただくと、
大きさが伝わるかと思います。



蒸された茶葉です。



その日のお天気や湿度、茶葉の状態によって変わりますが、
だいたい20~30秒ほど、蒸します。

続いて、蒸した茶葉を、天井近くを通るベルトコンベアで、
ある程度水分を蒸発させる機械へと移します。



しっとり、というより、じっとり、くらいでしょうか。



続いて、熱を加えずに揉む機械へと移します。



この機械では、手のひらで白玉団子を作るような動きで、
ぐるんぐるんと、茶葉全体の水分を均一に揉み出しつつ、
かたちを整えていきます。



さらに続いて、茶葉を軽めに揉みながら乾燥させる機械へ移します。
ここから、茶葉を撚り細くする工程が始まります。



さらにさらに続いて、茶葉を針状に仕上げる機械へ移します。



すべての機械がよくできているのですが、
この機械は特に見ていて飽きない動きをします。



ここが仕上がりに重要な工程で、
職人さんがほぼつきっきりで状態をチェックします。



最後に、まだ水分を含む茶葉の貯蔵性を高めるために、
乾燥機へ移します。



乾燥まで終えた茶葉は、粉状になったものと分けられます。



私たち消費者の手に届くまでに、もうひと手間があるのですが、
ここまででもすでにものすごいヒトと技術が要されています。

以上が、私のレポートです。
脇製茶場さま、本当にありがとうございました!)

日本人にとって、あまりに身近な存在であるがために見えなくなっている、
「お茶」のこういった背景までうまく伝えられるようになりたいです。

背景だけでなく、農作物である「お茶」の汎用性の高さと、
それによっての素材としてのおもしろさも伝えたいです。

来年もまた見学にオジャマできるといいなあ。

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